ジョブ理論(Jobs To Be Done)
概要
顧客は「商品」を買っているのではなく、「達成したい進歩(ジョブ)」を雇っている、という視点で価値を捉える思考モデル。
評価(1–5)
応用度:: 5
即効性:: 3
理解難易度:: 4
誤用リスク:: 4
評価コメント
評価コメント:: 顧客理解を一段深くできる強力な視点だが、「ニーズ」と混同すると表面的な分析に終わる。
最初の一問
- 「この人は、本当は何を前に進めたくて“これ”を使っているのだろうか?」
狙い
- 機能や属性ではなく“進歩”に注目する
- 表面的なニーズから構造的欲求へ掘り下げる
悪い問い
- 「この商品のターゲットは誰か?」
- 「どんな機能を求めているか?」
使い方(ミニ手順)
- 利用シーンを具体的に描写する(状況)
- その人が達成したい“進歩”を言語化する
- 代替手段(競合)を広く洗い出す
アウトプット例
- 箇条書き:
- 状況:
- 障害:
- 望む進歩:
- 図の形:
- 状況 → ジョブ → 代替手段
- 機能 vs 進歩の対比表
使いどころ(活用例)
- ビジネス:新規事業設計、プロダクト改善、マーケティング
- 日常:自分がなぜその選択をしているのかを理解する
- 判断・思考:顧客視点が曖昧なとき
典型的な誤用
- ジョブを「ニーズ」と同義に扱う
- 属性セグメントで止まる
- 機能改善に話が戻る
- 進歩ではなく“問題”だけを見る
他モデルとの関係
- 関連:顧客中心思考、仮説思考
- 補完:イシューツリー(構造化)、ベイズ思考(検証)
- 対立:機能中心思考、スペック競争思考