二次思考(Second-order Thinking)
概要
ある行動や判断の「直接的な結果(一次効果)」だけでなく、その先に連鎖して起こる影響(二次・三次効果)まで考慮して意思決定するための思考モデル。
評価(1–5)
応用度:: 5
即効性:: 2
理解難易度:: 4
誤用リスク:: 4
評価コメント
評価コメント:: 長期的に大きな差を生む思考だが、考えすぎると行動が遅れる点に注意が必要。
最初の一問
- 「この判断の“次に起こること”は何だろうか?」
狙い
- 目先のメリット・デメリットだけで判断するのを防ぐ
- 長期視点・構造的視点を強制的に導入する
悪い問い
- 「とりあえず今うまくいくか?」
- 「短期的に得か損か?」
使い方(ミニ手順)
- 判断や施策による一次効果を書き出す
- 一次効果の結果として起こる二次効果を考える
- 二次効果が長期的に望ましいかを確認する
アウトプット例
- 箇条書き:
- 行動 → 一次効果 → 二次効果
- 図の形:
- 因果チェーン
- フロー図
使いどころ(活用例)
- ビジネス:制度設計、インセンティブ設計、組織変更
- 日常:習慣づくり、時間の使い方、子育て・教育
- 判断・思考:短期的に魅力的な選択に迷ったとき
典型的な誤用
- 二次効果を想像だけで断定してしまう
- 悪い二次効果だけを過大評価する
- 二次効果を恐れて何も決められなくなる
他モデルとの関係
- 関連:システム思考、因果ループ
- 補完:期待値思考(長期評価)、トレードオフ思考(選択整理)
- 対立:短期最適思考(目先の最適化)